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院長ブログ
HPV予防ワクチンについて思うこと
HPV予防ワクチンの接種が、積極的に再開されて約2年、一時副反応の様々な議論がなされた時期、ワクチンの接種機会を逃してしまった方のためにキャッチアップとして公費で受けられる機会が設けられました(詳しくはhttps://urayasu.ficsc.jp/urayasu/search.htm?tgt=search.htm&key=HPV%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3&x=23&y=6)。
ワクチン接種に関してはHPV予防ワクチンだけに限らず、賛否両論があります。しかし、婦人科医である私個人としてはHPV予防ワクチンの接種には賛成です。昨年末から本年1月までワクチンの供給不足があり一時出荷制限がメーカーの方からありましたが、今は十分に在庫があります。本年3月中までに一度受けておけば、来年の3月まで公費接種(自費だと3回で約10万円かかります)できることが決まりました。キャッチアップ年齢の方もまた任意接種の期限ギリギリの方でも本年3月中に一回目を受けていただければ、公費接種は1年間有効となります。キャッチアップ事業が始まってもまだまだ接種率は30〜40%と聞いています。私個人としてはもっと上がって欲しいと常日頃思っています。月経困難症で通っている方から、このHPV予防ワクチンのことを聞かれると、ついつい熱が入って話してしまう今日この頃です。ご質問お待ちしています。